みなさん、はじめまして。
現在、東北大学四年生のピュアトトロ(@totoro68)がお送り致します。
- 東北大学経済学部経営学科4年生
- 2022年卒就活生
- 東証一部上場企業4社含む、計8社から内定を獲得

高学歴の学生って本当に就職に有利なの?
失敗する学生はいる?
高学歴の学生(地方旧帝大生)は就活もうまくいくというイメージが世間一般にはあります。実際のところどうなのでしょうか?
↓↓高学歴 就活について↓↓
残念なことに高学歴だからといって、大手有名企業への就職が確約されている訳ではありません。
私自身、地方旧帝大生として学生生活を送っていますが、高学歴である旧帝大に在学していても就活に失敗してしまった就活生は結構います。
では、高学歴でも就活に失敗してしまう就活生の特徴はどこにあるのでしょうか…?
そこで、この記事では高学歴でも就活に失敗してしまう就活生の特徴とその理由、対処法をお伝えしていきたいと思います。
- 高学歴(地方旧帝大生)の就職事情が気になる
- 高学歴が就活に失敗する原因を知っておきたい
最終編集日:2021年9月13日
自己流で就活を進める
高学歴就活生(地方旧帝大生)は自分が受験戦争で勝ち抜いてきた経験と自信を持っています。
そのためプライドが高くて自分が正しいと思い、他人の忠告やアドバイスを聞き入れないこともよくあります。
就活は第三者である友達やOBの方から添削やアドバイス聞いて、改善を繰り返していくことがとても重要です。
エントリーシートや面接で評価するのは自分ではなく面接官だからです。
評価基準も企業によって異なります。
明確に答えが定まっている受験勉強とは違います。
自分が完璧と思っていても、微妙な表現や言い回し等、自分にとっては意外な原因で落とされることがあります。
エントリーシートや面接は友達や先輩、OBからの意見を聞きながら試行錯誤していくことが最善策です。
Webテスト対策を怠ける
高学歴が就活に失敗する理由として、Webテスト対策を疎かにするというものがあります。
就活ではSPI3や玉手箱GAB・CABなどの就活特有の学力試験を受けさせられます。
これらのテストは大学受験と傾向が異なるため、高学歴でも対策しなければ壊滅します。
「勉強は得意だったし大丈夫」と油断していると危険です。
最低でも、SPI専用の問題集1周はしておきたいところです。
せっかくエントリーシートを通過できても、Webテストで落とされていては意味がありませんから。
ここで地方旧帝大生におすすめのSPI対策本を紹介しておきます。
このSPI3対策本は少し難しめでレベル感としては地方旧帝大生にぴったりだと思います。私も愛用していました。
有名企業ばかりを受ける
次は有名企業ばかりを受けるといった点です。
高学歴就活生(地方旧帝大生)はこれまで大学受験で成功を収めてきました。
こうした成功体験によって生まれた自信と意地によって、五大商社、一流メガバンクなど有名企業ばかりをエントリーしてしまう傾向がみられます。
エリート(仮)である自分の社会的地位を手放すのが怖くなってしまい、就職先もブランド力を求めてしまうのです。
これは俗に大手病と言われるものです。

有名大学を出たからには有名企業に就職する!
難関企業に挑戦することは悪いことではないですが、有名企業だけに絞って就活を進めることは大変危険です。
たしかに高学歴はESの通過率も高く、有名難関企業に内定をもらえる可能性はありますが、これらの選考倍率は50倍~1000倍に及ぶところがほとんどです。
- 明治(食品・水産)‐ 2750倍
- 森永乳業(食品・水産)‐ 533倍
- 東映(レジャー)‐ 250倍
- 東海テレビ放送(テレビ)‐ 192倍
これだけの応募倍率ともなれば、高学歴就活生でも大手有名企業の内定を勝ち得ることは至難の業です。
内定を貰えず就活時期が終わってしまうこともありえます。
就活を成功させるためには大手だけに絞らず、中小企業やベンチャー企業、子会社も視野に入れて就活を進めることが大切です。
逆求人サービスOfferBoxなどを活用すると、沢山エントリーすることができます。
逆求人就活サービスOfferBoxはこちらから
面接を軽視する
面接は学歴だけで通過できると過信し、面接対策を疎かにすることです。
たしかに、高学歴の就活生は書類選考に突破しやすいですが、書類選考以降の面接では大学名はあまり関係しません。
難関大学卒であっても採用にはあまり影響を与えませんし、 学歴がどうこう言う時代は終わっています。
高学歴中小企業私は一橋大学を卒業しましたが – Yahoo!しごと …

〇〇大学だし、ノリで通過出来るでしょ
と油断をして、自己分析、企業研究、面接対策を疎かにしていると痛い目に遭います。
高学歴という肩書きは頭の隅におき、万全の対策をしてから面接に挑みましょう。
能力があると勘違いし自信過剰になる
高学歴就活生(地方旧帝大生)は過去の成功経験から自分が有能であると勘違いしている傾向にあります。
模試でいい成績を取ればよしとされていたのは大学受験までの話で、就職活動ではコミュ力や協調性が求められてきます。
有名企業の学生であっても、社会人からすれば実務経験のないただの学生です。
メンズリゼクリニックが企業に実施した調査では「誠実さ・素直さ」を面接で重視する企業が全体の61.5%に及んでいます。
参考文献:人事が面接で重視している点は? | マイナビニュース
グループディスカッションで他の就活生の意見を頭ごなしに否定すること、自分の主張を押し付けることなどは協調性の無い学生とみられNGです。
また面接官の指摘を受け入れず、自分の主張を主張し続けることもご法度です。
面接官は社会経験を積んできていますし、何よりも人生の先輩です。そのほとんどが正しい主張や指摘です。
面接での心構えとして素直さを持つことも時には必要です。
コミュ力に欠ける
地方旧帝大をはじめとする高学歴就活生はこれまで沢山勉強してきたため、コミュニケーションをとってきた経験が少ない傾向にあります。
面接ではコミュニケーション能力が重要視されます。
メンズリゼクリニックで面接で重視していることについて企業にアンケートを実施したところ、「受けごたえの仕方」と答えた企業が全体の77.3%に及んでいます。
参考文献:人事が面接で重視している点は? | マイナビニュース
この「受けごたえの仕方」というのはまんまコミュ力です。

コミュ力ってどうやって鍛えられるの?
就活におけるコミュ力はある程度鍛えることができます。
面接で投げかけられる質問はある程度決まっているため、面接で想定される質問に答える経験を重ねることで改善できます。
私も就活を始めたばかりの頃は面接での回答に詰まってしまうこともありました。
しかし、模擬面接や本選考で実施される面接を受けて経験を積んでいくにつれて、だんだんと回答できるようになっていました。
逆求人サービスOfferBoxなどを活用してみることがおすすめです。
逆求人就活サービスOfferBoxはこちらから
最後に
いかがだったでしょうか?
この記事では世間で就活有利と言われている高学歴就活生(地方旧帝大生)が就活で失敗する要因についてお伝えしました。
- 自己流で就活を進める
- Webテスト対策をしない
- 有名企業ばかりエントリー
- 面接の対策不足
- 有能と勘違い
- コミュニケーション能力の欠如
高学歴就活生は就活有利である環境に置かれていることはたしかです。
しかし、油断をしていると取り返しのつかないことになることも、肝に銘じて就活を進めて行きましょう。
最後まで御覧いただきありがとうございました。
良かったら下の関連記事もご覧ください。
地方旧帝大生 就活事情
就職活動 辛い理由