みなさん、はじめまして。
現在、東北大学経済学部三年のピュアトトロ(@totoro_68)がお送り致します。
- 約10年間過ごしたのは大阪
- 大阪府豊中市(8歳~12歳)
- 大阪府高槻市(12歳~18歳)
日本には各地方で独特の方言がありますよね。
その中でも関西弁は方言の中でも全国的知名度が高く、他地方の人々からも使用されやすい方言です。
この記事では関西人がエセ関西弁を嫌う本当の理由についてお伝えしていきたいと思います。
私は大阪で10年ほど生活していましたが、私の周りのゴリゴリの関西出身の友達はエセ関西弁を極度に嫌っていました。

どうして関西人はエセ関西弁を嫌がるの?
- エセ関西弁の何が悪いのかが分からない
間違った関西弁
まず、エセ関西弁が嫌われる要因として関西弁を間違って使用していることが原因として挙げられます。そもそも関西弁になっていないのです。
語句
「違うやで」「食べるやで」「あきまへんで」「せやかて」「違いまんがな!」
これらはすべて関西人が実際に使用することはありません。
- 「ちがうやで」→「ちゃうで」
- 「食べるやで」→「食べるで」
- 「あきまへんで」→「あかんで」
名探偵コナンでお馴染みの「せやかて~」も実際に関西人は使用しません。
本人は正しいつもりで使用していてもそれはただの「知ったかぶり」に過ぎないのです。このように間違った関西弁を使用されると嫌悪感を誘ってしまいます。
イントネーション
関西弁は他地方の方言に比べてイントネーションに癖があります。
「~やで」「~やんなぁ」など語句は正しかったとしても、イントネーションが間違っていることはよくあります。
関西弁をメディアなどで少しかじっているだけの関東の方がネイティブの関西人と同じようなイントネーションで話すことは不可能です。
本人は正しいイントネーションで発音できているつもりだとしても、関西人が聞くとすぐにエセ関西弁と分かります。
関西弁特有のイントネーションを身に付けるためには三ヶ月の関西に住む必要があります。そのくらい関西人と同じイントネーションで話すことは難しいのです。
関西人はこのようにイントネーションが異なるエセ関西弁を聞くと、自分たち関西人が煽られていると感じてしまいます。
話を遮られる
エセ関西弁を話すことで話を遮っていることがあります。関西人が話していると、関西弁を話していることの物珍しさから

・・ってことがあってん。それで・・

あってんwww
と関西人が話している最中に割り込んで、関西弁の部分だけを抜き出して繰り返してくることがよくあります。
関西人との会話に限らず、話に割り込んで遮る行為はマナー違反です。
最後までしっかりと関西人の話していることに耳を傾けることが大切だと思います。
地元を馬鹿にしている
エセ関西弁を話す人は不自然な誇張、目配せ、得意げな表情などをしがちです。
関西人は大げさに強調されたエセ関西弁を聞くと

自分の地元が馬鹿にされているのかな?
と感じてしまいます。
特に関西人は関東に対抗意識を持っているなど、地元意識が他地方民と比べて強いので、地元を馬鹿にされることは関西人にとっては非常に嫌なことなのです。
勘違いをしている
エセ関西弁を話す人は関西弁を使っている自分を面白いと思っている傾向があります。

関西弁話している俺はおもしろい!
メディアに出演している関西人は明石家さんま、陣内など面白い芸能人がたくさんいるために、関西弁を話している人=面白いといった印象は世間でも根付いています。
しかし、残念ながら関西弁を使ったところで面白くはなるはずはないです。
自分を面白いと勘違いしている人に対して誰も好感は持てないのです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
この記事では関西人がエセ関西弁に対して嫌悪感を抱く理由についてお伝えしていきました。
みなさんもエセ関西弁を使うことにもう少し慎重になった方がいいのかもしれません。気が付かないうちに嫌われていたなんてこともありえるからです。
最後まで御覧いただきありがとうございました。