みなさん、はじめまして。
現在、東北大学四年のピュアトトロ(@totoro_68)がお送り致します。
- 偏差値72の進学校でありながら現役時に受験に失敗
- その後1年間の浪人生活を経験
大阪から東北大学に進学した理由については以下の記事に詳しく記載しています。気になればご覧ください。
筆者の現役時、浪人時の受験結果はこちらです。
京都 大学 総合人間学部 ×
早稲田大学 商学部 ×
第一志望の国立大学も第二志望の私立大学も両方失敗といった結果に終わりました。
ではなぜ僕は大学受験に失敗してしまったのでしょうか…?
この記事ではみなさんの第一志望合格に向けて、僕が大学受験に失敗してしまった原因について紹介していきたいと思います。
- 大学受験に失敗したくない
- 過去の失敗事例から学びたい
最終編集日:2021年7月4日
不合格原因① 苦手分野に固執しすぎた
努力して成績が伸びる分野もあれば、逆に伸びない分野もあります。
努力で成績は伸びることは間違いありませんが、成績の伸びにも限界というものはあります。成功しているからこそ”努力は報われる”と思えるのです。
苦手な分野は割り切る勇気を持ちましょう。
僕は東進の「センター現代文9割突破講座」を受講しましたが、センター試験本番9割どころか7割を超えることすらできませんでした。
結果、当時の私にとって得意だったセンター数学を確実に9割取得できるための勉強をした方がよほど効率的だったと振り返って思います。
理想だけに囚われて、苦手な分野にばかり固執しているとかえって合格から遠のいてしまいます。
得意な教科・分野はさらに伸ばすことを意識して、苦手でも伸ばせる教科・分野に意識して伸ばしていく計画を立てられれば、効率的に合格へと近づくことができます。
不合格原因② 読書量が欠如していた
私の一番の苦手科目は国語で、特にセンター試験国語は特に酷くて全国平均点すら下回ることもありました。
現役時のセンター試験国語点数は112点/200点(56%)

これは酷すぎる
このセンター国語の点数がセンター全体に大きく響きました。
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国語は他の教科とは違って伸びにくい科目です。苦手を克服しようと東進の講座をとるなどして苦手克服に努めましたが、点数が上がることはありませんでした。
センター試験国語の点数はこれまでの読書量に比例すると言っても過言ではありません。読書をしてきていた友達はセンター国語はいい点を取っていました。
高校での予習・復習に励み、活字を読む訓練を積み重ねておけばと後悔しました。受験期に限らずに普段から沢山の活字を読むように心がけてください。
不合格原因③ 予備校を活用しなかった
予備校の授業は受験勉強においての効率が悪いと感じてしまっていました。
まずは予備校の自習室など勉強する環境に身を置くことが大切です。家で孤独と戦いながら自分を律して毎日10時間勉強し続けられることはとても難しいので。
たしかに、自習は効率のいい勉強法ですが授業を聞いて根本から理解できたものは長期的記憶にとどまりやすいです。
長期的な視点で考えれば、授業を聞いて演習に取り組んだ方がいい結果に結びつくこともありえます。
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でも、予備校って高いんだよね
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不合格原因➃ 定期テストの結果に満足していた
筆者は偏差値73の進学校内で定期テスト平均点を30点~40点上回るような点数をいつも維持するほど成績は非常に良かったです。
もちろん、大学受験においても定期テストで必要な基礎知識を蓄えることは大切で、定期テストの点数が良かったことが不合格の原因であるとは思っていません。
しかし、小手先だけで通用する自分の定期テストの成績に満足して、実力テストや模試の成績に目を背けて目の前の厳しい現実から逃げていました。
努力すれば誰でもいい点数をとることが出来る定期テストで好成績を収めることが出来ていても、模試や実力テストでは京都大学合格ラインには達していませんでした。
大学受験においては自分の実力をしっかりと受け止めて、対策を練って実行することが必要になります。私の心の中には慢心が生まれていました。
この慢心が不合格の原因のひとつと考えられます。
不合格原因⑤ 家に籠るようになった
僕は秋くらいから高校を休むことも増え、勉強に集中するようになりました。
休みがちになっていたのは僕だけでなく10人ほどいました。通学する時間を惜しんだり、自学自習の方が効率的と感じてしまっているのです。
予備校の授業も最低限に留め、自習室を利用せず家で黙々と勉強していました。
受験生の秋に高校の授業を欠席する受験生は珍しくはありません。
しかし、今になって思えば学校に行っておけばよかったと後悔しています。予備校をもっと利用すればよかったと思っています。
ライバル・友達と交流できる
高校の友達と切磋琢磨しあえることによって、勉強へのモチベーションを保ちやすいです。また、友達の勉強法を取り入れることもできます。
気分転換ができる
受験生とは言えども何日も家に籠って勉強をしていると気がおかしくなってしまい勉強に対しての集中力も持たなくなって、鬱になってしまいがちです。
学校に行けば友達と会話すると、自分でも驚くほどいい気分転換になります。
質問しやすい環境にある
学校に通っていれば先生や友達に質問しやすい環境に身を置いているために、分からない問題や定義をすぐに質問して解決することもできます。
学校に行っていないと分からないとこやあやふやなとこがあっても後回しにしてしまって解決できないまま終わってしまうことが起きがちで危険です。
高校限定の青春は一度だけ
大学受験は浪人すればいくらでも繰り返せますが、高校生活は繰り返すことはできません。受験生の高校生活は人生で一度っきりしかないのです。
今しか体験できない青春を楽しんでくださいね。
10代 後悔
不合格原因⑥ 模試の結果に一喜一憂した
模試の結果に一喜一憂してしまっていたことも原因として挙げられます。A判定だと自分の実力を過信してしまい、勉強しない時期が続きました。
一方で、悪い判定が出てしまうと

もう勉強しても無駄なんだ
と勝手に決めつけて酷く落ち込んでしまうこともありました。
模試の結果は受験本番の合格”可能性”であって、合否を確定付けるものではありません。
模試は自分の立ち位置を理解して勉強の計画を立てていくためにあります。模試の判定に一喜一憂して勉強ペースを乱されるのは本当に意味のないことです。
すべての模試A判定でも落ちる受験生もいれば、すべての模試E判定で受かる受験生も存在します。合格率を上げるには勉強するしか方法がないのです。
模試の結果は参考程度にして、気にせず勉強をし続けることが大切です。
不合格原因⑦ 試験直前にやる気が停滞した
センター試験、二次試験が近づくにつれて

もう勉強しても意味ないんじゃね?
という考えになってしまい、大切な試験直前にやる気が停滞してしまいました。
休日でも勉強時間は2時間ほどになりました。YouTubeを観て1日が終わってしまった日もありました。ほんとに人生なめてますよね。笑
実際に僕が直前に日本史の参考書に目を通したことが、センター日本史で2問出題されました。
現役生は本当に最後の最後まで伸びます。
最後まで諦めずに高校が休みの日においても登校するか、予備校の自習室に通うことを習慣化することが大切です。
- 英単語・古文単語のおさらいをする
- センター試験実践問題
- 今までの模試の復習
不合格原因⑧ センター試験で大事故
センター試験は予想得点率よりも12%低い事故的な結果を出してしまいました。
問題は予想より低くなってしまった理由についてです。
センター目標得点はだいぶ受験生本人の理想が入っています。
これくらいは取れるだろう(慢心)これくらい取れたらいいなあ(願望)
目標得点率を決める際に客観的分析をせずこのような感情が込み入るため、高くなる傾向があります。
さらに、センター試験本番は独特の緊張感があるので、受験生は本来の実力が発揮できない可能性も十分に考えられます。
以上の理由から、センター試験は目標到達は難しく、目標以上の点数になることはまずありえません。
したがって、受験生は夏に志望校・志望学部のボーダー得点率+5%以上と通常の目標設定より高めに設定して、勉強計画を立てることが必要です。
不合格原因⑨ 浪人への逃げの気持ちが生まれた
センター試験で大失敗してしまったことによって、僕の中では

もう浪人してもいいんじゃね?
という気持ちが出てきてしまいました。浪人という逃げ道が生まれたことによって、僕の中のモチベーションも下がりました。
しかし、現役の時に勉強できなかった人は浪人して頑張ることはできません。浪人ってむちゃくちゃ辛いですよ。。
浪人 辛い体験
たとえ浪人覚悟で出願しているとしても「絶対に現役で受験勉強を終わらせる!」とアツい気持ちで受験勉強に励んでください!
最後に~受験生に向けて~
いかがだったでしょうか?
僕が大学受験に失敗した理由とその対処法についてお伝えしました。
僕の反省が皆さんにも当てはまるところはあったでしょうか?
受験生ひとりひとりに自分にあった勉強のスタイルがあると思います。自分に合った勉強スタイルを模索しながら勉強を進めてくださいね。
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最後まで御覧いただきありがとうございました。