みなさんはじめまして。
現在、東北大学経済学部三年のピュアトトロ(@totoro_68)がお送り致します。

授業に行っているの?
と質問すると
最初は行ってたけど、だんだん行かなくなってしまった
と答える学生は数多く存在します。
実際、僕が所属している経済学部でも1年生の5月になって授業に出席する生徒は全生徒数の3分の1ほどにまで激減しました。
学業に対して今まで真面目に取り組んできたはずの東北大生ですらこの現状です。
しかしながら、このように大学で授業に欠席しがちの生徒のほとんどが高校までの授業は真面目に通っていたと言うのです。
たしかに僕も高校までは遅刻や寝坊をすることはほとんどありませんでした。
浪人中にTwitterのタイムラインをみてみると
「絶起しました!」「今日も自主全休します!」
と大学進学した友達がツイートしていました。せっかく大学の授業を受けられるのに勿体ないなと悲しい気持ちになりました。
国立大学の1年間の授業料は約52万円。ひとつの講義を欠席すると2000円程無駄にしている計算になります。
高い授業料を払ってるのに授業に出席しないなんてありえない!
大学で楽しいキャンパスライフを送っている友人を羨みながら当時は本気でそう思っていました。
しかし、そんな僕自身も入学して1週間も経たないうちに授業をサボるようになってしまいました。
俺が大学来てるとみんな驚いてくる
— ピュアトトロ (@tohoku_68) 2019年12月2日
では、なぜこのような不思議な現象が発生してしまうのでしょうか?
この記事では現役大学生であって実際に授業に行かなくなってしまった僕がこの原因について徹底解明してみなさんにお伝えしていきたいと思います。
出席と成績の無関係性
まずはじめに大学の出席と成績の無関係性についてお伝えしていきます。
大学では講義に対する参加率が成績に関係しない講義つまり出席点評価を含まない講義がいくつかあります。
期末テスト評価が100%であったり、レポート評価50%&テスト評価50%であったり、教授により様々です。
ということは、講義や教授によっては
授業に出席しなくとも全然単位が取れちゃうんです!!
自分が頑張って出席しても、その頑張りを教授はみてくれません。授業に出席して努力していてもその頑張りが直接成績に反映されることはありません。
これはフォローワー0人のTwitterアカウントで自分の気持ちや意見をつぶやくことと同じです。
単位を取ることだけが目標の学生にとって授業出席に意味を見出すことが難しくなってしまっているのです。
成績と就職の無関係性
大学の成績(GPA)はほとんどの企業で採用の際に参考にされることはありません。
結論からいうと、GPAはそれだけで合否を決めるほど影響力の強いものではありません。
https://www.jaic-college.jp/useful/shinsotsu/u-16064
「学歴」「コミュ力」「行動力」「自己分析力」などが主に重視されます。
授業に出ていい成績をとることではなくて単位を取得して卒業できれば、就職に支障がでないことがおおいのです。
一人暮らし
大学進学を機に実家を離れて一人暮らしを始める学生が多いですよね。実はこのひとり暮らしにも原因が隠されていると僕は考えています。
実家生で授業に行かずに家に籠っていれば、親に不審がられて授業に行かなければならない環境です。
起床時刻にお子さんを起こして朝食を用意してくれる親御さんも多いのではないでしょうか?
ところが、一人暮らしを始めると起こしてくれる親も叱ってくれる親もいません。大学の成績もすべて自己責任になります。
ひとり暮らし生は自分の自制心にすべてを委ねることになってしまって結果的に大学の授業に欠席してしまうのです。
老化
大学生は20代と若くても、10代の頃と比べると老いを感じることもあります。
老化によって考えられる20代前半、元気な高校生の頃とは違って寒さに弱くなったり寝起きが悪くなったり高校生までの元気な頃とは体力的にも違いが出てきます。
これでは1年生の時に比べて早い時間帯の授業に出席することは大変であることは確かです。
睡眠欲
さらに、大学では固定されない睡眠サイクルも原因として挙げられます。
高校までは平日は1限~5限まで時間割が組み込まれていて毎日決まった時間に起きなければなりません。起床時刻が規則正しくなれば、自然と就寝時刻も規則正しくなります。
また、部活に入っている高校生であれば土日も部活動をして朝遅くまで寝ていることは可能性としては低いです。
このように高校では規則正しい生活が遅れている環境が整っており、睡眠リズムが大きく崩れることは起こりにくいのです。
これに対して、大学は授業開始時刻がばらばらです。部活動、サークル活動も厳しいところで週3日~と高校までとは比べ物にならないほど少なくなってきます。
飲み会を二次会、三次会まで行い朝帰りになっている学生も少なくありません。
アルバイトなどで、時給の高い夜勤をしてお金を稼ぐこともありえます。
だんだん睡眠リズムが崩れて寝坊して授業に出席できなくなる体になってしまうのです。
今日はいいやと授業に出席することを妥協しがちになってしまいます。
人間の三大欲求のひとつである「睡眠欲」が「まともな大学生になりたい欲」に勝てる訳がなく、いつも完敗して布団へと再び潜り込む毎日。
特に冬の寒い時なんか布団内気温が心地いいですよね?笑
このように授業欠席を繰り返していると、授業に行かないことが当たり前になってしまって、アラームをセットすることすらしなくなっているのが現状です。
勉強に疲れる
大学生は高校受験、大学受験と人生の分岐点になる大きな受験を経験しています。高校受験が終われば、すぐに大学受験を見据えて勉強しなければならず、さらには浪人して大学生になっている生徒もいます。
勉強はもう飽きた。勉強に疲れたと感じる大学生もおおいのではないでしょうか?
授業が単純に面白くない
教授が前でだらだらの話を続けられていることを退屈に感じてしまいやすいです。
大学への進学理由の薄さも原因として考えられます。大学で専門的に学びたい!が進学理由の学生ばかりではありません。
大学への進学理由は何となく進学するものだと思っていた、就職に有利だからなど人によって異なります。
僕は文系の学部の中で消去法で経済学部を選んだので、経済学について学ぶ意欲が持てないまま入学してしまっています。
自分の特に学びたい分野でなければ、勉学へのやる気はあまり起きないと考えられます。
恋愛
大学生は恋愛に夢中になってしまうと、気持ちが浮ついてしまって勉強が疎かになりやすいです。
また、彼女彼氏との付き合いも授業を欠席する要因として挙げられます。
彼氏、彼女恋人と同棲している場合、恋人に合わせて登校する学生も少なくありません。自分は1限だが彼女は2限である日は彼氏は1限にはいかなくなるのかもしれません。
まとめ
いかがだったでしょうか?
この記事では大学生が授業に出席できない原因についてお伝えしました。
これが僕が授業に行かなくなった理由です。僕に限らず多くの大学生はこのような事態に陥っています。
ただいくら大学生が授業に出席するのが難しいとはいえ、授業に出席した方がいいということは言うまでもありません。
出席するメリットについての詳細記事です。気になる方はお読みください。
最後まで御覧いただきありがとうございました。