みなさん、はじめまして。
現在、東北大学経済学部三年のピュアトトロ(@totoro_68)がお送り致します。
毎夏甲子園では高校球児たちによる暑い熱戦が繰り広げられ、高校球児に憧れを持っている中学野球部員はいると思います。
その一方で高校の硬式野球部ってブラックという印象もあることは確かです。
たしかに、高校野球はブラックな部活印象があるために、中学まで野球をやっていても高校では野球を避けがちで特に近年硬式野球部員の数は減少しています。
果たして、高校野球部は本当にブラックなのでしょうか?
この記事では元高校球児が高校野球部について明かしていきたいと思います。
- 高校野球部の実態を知りたい
- 硬式野球部に入ろうか迷っている
高校野球がブラックであると言われる理由
さて、まず初めに高校野球がブラックであると言われる理由についてお伝えしていきたいと思います。
毎日行われる朝練
弱小校であっても、強豪校であってもほとんどの野球部では朝練を実施しています。だいたい5時~6時に起床します。
強制される坊主
坊主の伝統は現在も続いています。坊主が嫌であるために、野球部への入部を諦める高校生も多く存在しています。
坊主経験者の筆者が坊主にすることのメリットをまとめてみました。笑
- 帽子で髪がつぶれない
- シャンプーをする必要がなくなる
- 髪がすぐに乾く
- 気合が入る
- 清潔感がある
- 汗臭くならなくなる
春・夏・秋の公式戦前には気合を入れるため、野球部員は全員5厘刈りにします。
1mm刈りでも完全に頭皮が見えるほど短く、5厘はその半分なのでもはやスキンヘッドです。
けれども五厘刈りをするほとんどは公立高校で開会式では履正社高校や大阪桐蔭高校など甲子園常連の名門高校野球部はむちゃくちゃ髪が長かったりします。
限られた休日
3年生が引退した後もすぐに秋の大会が控えているために夏休みはほぼないです。筆者の夏休みの休日は3日でした。
野球は冬がオフシーズンなので、1週間に1回休日がもらえます。
雨の日でも基本、室内で筋トレや素振りなどの基礎トレーニングを行います。完全OFFになることはほとんどありません。
態度が激変する先輩
野球部への入部が確定していない新歓期はとても優しく接してくれました。
野球部の先輩って怖いイメージあったけど、優しいキャプテンだなぁ
しかし、仮入部期間が終わると先輩の態度は一変しました。今までは演技だったの…と軽く人間不信になりかけたことはあります。笑
陸上部顔負けの下積み時代
高校野球部1年生(下積み時代)は入学当初の3年生が引退する夏までは野球部ではなく陸上部(長距離専門)になります。
- 水抜き
- ランニング
- 50m走×20
- グラウンド整備
- ボール拾い
- 挨拶練習
- 筋トレ
高校野球部のおすすめできるポイント
ここまで硬式野球部の悪いとこばかりをお伝えしてきましたが、私自身は高校で野球部に所属したことを後悔はしていません。
硬式野球部に入部するおすすめのポイントは沢山あるからです。
青春を味わえる
レギュラー獲得など自分自身の目標に向かって真剣になれた時間は紛れもない青春だったと思います。仲間と汗を流した分だけ勝った時の喜びは大きいものです。
一生分の仲間が出来る
野球部は忙しくてブラック的な要素があるだけ、その分チームでの絆は強くなります。高校において沢山の割合を過ごした仲間は一生付き合っていける仲間になっています。
最後に
いかがだったでしょうか…?
この記事では元高校球児の視点から野球部がブラックであるかもしれないです。しかしその分本気で打ち込むことが出来たならばそれはかけがえのない思い出になります。
筆者自信も当時はしんどかったと思った時もありました。しかし、今では仲間と一緒に全力で部活に打ち込めてよかったと思っています。
最後まで御覧いただきありがとうございました。